カーっ
っという効果音がつきそうな勢いで顔が熱くなったのがわかった。
こ、この人…
絶対遊んでる人だ!!
「ちょ!近いです!」
「あはっ、慣れてない感じも新鮮だなぁ」
全然悪びれる様子などなく離れたけど
観察するような眼差しを向けられている。
る、瑠花助けて!!
親友に助けを求める眼差しを送るも、瑠花は目の前の食べ物に釘付けになっている。
この食いしん坊め!
「ね、この後二人で抜け出さない?」
「いいです結構です手を離してください」
「そーゆー目的で来たんでしょ?」
人数合わせに来たんだっつの!
必死に縮こまって、峯岸さんの質問やらスキンシップやらに耐えていると
ガチャリと部屋のドアが開いた。