「ご、合コンって…あたしと瑠花が?」
「うん!相手は年上の大学生なんだけど、ちょうど2人空きが出て足りなくてね。
人数合わせってことで来れないかな?」
なんて、可愛い顔でお願いされちゃ
女のあたしでも断りたい言葉をグッと飲み込んでしまう。
合コン。
あたし行ったことないけど、どうしよう。
目で瑠花にそう訴える。
すると小さく頷いた瑠花。
さすがだ。
美少女に近づいて微笑みながら
「悪いけど、あたし達そういうの興味ないから。ほかをあたって」
きっぱりそういった瑠花さん。
ナイス!!!
「うーん、こまったなぁ……全部向こうの奢りなのに、これじゃ中止………」
「奢りっ……?」
ぴたっと動きを止めた。
え?そこに食いつくの?
瑠花さん?ねぇ、うそでしょ?
「まぁ、経験しとくのも大切じゃない?
あたしたちも行くわ。」
「えっ、本当に!?ありがとう!」
瑠花サァーーーン!?!?
