ここはとりあえず瑠花に相談することにした。
LINEの…芳賀侑李のトーク画面をスクショして、それを瑠花とのトーク画面にぽんっと送る。
瑠花、返信遅いからなぁ。
先にご飯食べてよう。
「お母さーん、ご飯まだー?」
台所にいるであろうお母さんに階段の上から聞いてみる。
「もうすぐできるわよー。降りてきて準備手伝って頂戴。」
「はーい」
今日の献立はなにかな~♪
なんて呑気に考えながら1階に降りた。
あーいい匂い…
これはあたしの大好きなシチューの匂いだ!
「わーいシチューだ!」
「藍里も無事進級できたことだし、今日は特別にあんたの好物ばっかりよ」
「きゃーやったー!」
