俺たちはいつも一緒だった。本当に仲のいい幼馴染だった。でも、俺は小学校…いや、幼稚園の頃から美月が女の子として好きだった。でも、この関係を崩したくなくて何も言えなかった。
「美月は明るくよく笑う子だった。陽はなんつーかクールで冷静って感じだった。俺はいつからか美月が陽を好きだと思った」
ある日、学校帰りの下校中。俺の中で何かがよぎった。美月に振り向いて欲しい
俺を見て欲しいと。もしこの階段から美月を落としたらすぐに俺が助けて大丈夫か?って笑い合えばもしかしたら俺を好きになってくれるんじゃないかって思った。
くだらないって思った。けど…気づいたら美月を押していた。すぐに助けるはずだった。でも…
『美月!!』
助けたのは俺じゃなく陽だった。
陽は美月を抱きしめ転げ落ちた。
時が止まったようだった。誰かが救急車を呼び2人は運ばれた。すぐに俺は罪悪感と、何してんだと絶望感に襲われた
走って2人の場所に向かった
そして、2人にゆっくり近づいた
頭に包帯を、顔にはガーゼを貼って酸素マスクをし眠っていた。
あれから少し経ち、体は完全に完治した
でも、2人は目を覚ますことがなかった。俺が2人を追い詰めてしまった。せっかく進路が決まって安定したのに俺が2人の人生を変えてしまった。
「ご、ごめん。俺が2人の人生を壊した。本当は直接謝って自主して罪滅ぼししたい」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
そういって海はうつむいてしまった。
私たちの間に沈黙が流れた
「…ここはいい所だよな」
ずっと黙っていた天が話しかけた
「天気が色々で人間がいろんな表情を見せてちゃんと生きてるんだって思った」
「そうだよ!私は本当の美月じゃないから美月の気持ちがわかんない。ふざけるなって引っ叩いちゃうかもしれないけど貴方が美月を大切なように美月も貴方が大切だから笑って許してくれるかもしれない。だから待っててあげて」
ありがとうと涙を流しながらお礼を言っていた。
「美月は明るくよく笑う子だった。陽はなんつーかクールで冷静って感じだった。俺はいつからか美月が陽を好きだと思った」
ある日、学校帰りの下校中。俺の中で何かがよぎった。美月に振り向いて欲しい
俺を見て欲しいと。もしこの階段から美月を落としたらすぐに俺が助けて大丈夫か?って笑い合えばもしかしたら俺を好きになってくれるんじゃないかって思った。
くだらないって思った。けど…気づいたら美月を押していた。すぐに助けるはずだった。でも…
『美月!!』
助けたのは俺じゃなく陽だった。
陽は美月を抱きしめ転げ落ちた。
時が止まったようだった。誰かが救急車を呼び2人は運ばれた。すぐに俺は罪悪感と、何してんだと絶望感に襲われた
走って2人の場所に向かった
そして、2人にゆっくり近づいた
頭に包帯を、顔にはガーゼを貼って酸素マスクをし眠っていた。
あれから少し経ち、体は完全に完治した
でも、2人は目を覚ますことがなかった。俺が2人を追い詰めてしまった。せっかく進路が決まって安定したのに俺が2人の人生を変えてしまった。
「ご、ごめん。俺が2人の人生を壊した。本当は直接謝って自主して罪滅ぼししたい」
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そういって海はうつむいてしまった。
私たちの間に沈黙が流れた
「…ここはいい所だよな」
ずっと黙っていた天が話しかけた
「天気が色々で人間がいろんな表情を見せてちゃんと生きてるんだって思った」
「そうだよ!私は本当の美月じゃないから美月の気持ちがわかんない。ふざけるなって引っ叩いちゃうかもしれないけど貴方が美月を大切なように美月も貴方が大切だから笑って許してくれるかもしれない。だから待っててあげて」
ありがとうと涙を流しながらお礼を言っていた。

