仕事を終えた後、海の元に向かった
あの話を聞いてから、気持ちが落ち着かなくて中々、海の元に行けなかった。
「遅くなってごめんね」
「大丈夫だよ。じゃ、家に行こっか」
3人で海の家に向かった
少しして、横断歩道という所に着いた
「ねぇ、海!これって青になったら渡ればいいんだよね?」
「そうだよ。でも、よく周り見てね」
「大丈夫!大丈夫」
最近、人間界に慣れてたせいか確認もせず渡ってしまった。すると、トラックがスピードを落とさずこっちに向かってきた。私は動けずその場で目を瞑ってしまった。
「美月!」
「使!」
誰かに抱きしめられた。少しして、目を開けるといつの間にか横断歩道を渡っていた。顔を上げると天に抱きしめられたいた
「何してんだよ!危ないだろ!」
「天…でも大丈夫だよ。私死んでるし」
「そうゆう問題じゃねぇ」
天の息が乱れていた。
少しして海がこっちに寄ってきた。
「……いつも、美月を助けるのは海なんだよな」
そう言って悲しく寂しい顔をしていた
「か、海?」
「話すよ。事件が起きたこと全てを」