林 陽 [ハヤシ ヨウ]。


青春を
桜の並木通りにたとえるなら

彼は
道の始めにある一番大きな樹


風とともに運ばれてくる桜の花びらが
ひらひらと体に舞い落ちる

いい香り…

思わず目を閉じる


一面に広がる香りの中で

私は


あの頃に思いをはせる……