ねぇ、好きだよ。―幼馴染に片想い―



*

それから私達は学校の近くにある土手までやってきた。


「咲夜~、ここら辺でいーかー?」


「おー、早くやろーぜ。」


土手の坂を下りながら2人の後を追うとさくちゃんと和希くんのそんな会話が聞こえてきた。


さっきまで文句を言っていたさくちゃんも花火が嫌いなわけじゃないから楽しむことにしたみたい。


私はくるっと振り返って後ろにいる杏華に話しかけた。


「杏華、せっかくだからいっぱい楽しもーね!!」


「そうね、なんて言ったって今日は陽和の誕生日だものね。」



杏華のその言葉に私は更に嬉しくなった。



その後、4人で花火に火をつけて、たくさん笑いあった。


色とりどりの花火がキラキラと光ってすごく綺麗だった。