ねぇ、好きだよ。―幼馴染に片想い―



俺達はジュエリーショップに来た。


えーっと…店を入って左……白い棚…。


お、あった…ここの…真ん中辺り…。


「見つけた…、これか…。」


俺は目当ての指輪を見つけて会計を済ませた。


これあげたら陽和喜ぶか…?

渡した時の陽和の嬉しそうな笑顔が脳裏に浮かんだ。

早く渡してやりてぇな…。


俺がそんなことを考えていると和希に顔を覗きこまれた。


「咲夜くーん、顔がにやけてますよ~。」


にやにやと笑いながら俺を見てくる。


俺は和希に軽く蹴りをかましてから店を出た。



「つーか和希、お前そのでかい袋なにが入ってんだよ?」


「あぁ、これ?まぁその内わかるから、お楽しみに~♪」



和希はそう言って鼻歌を歌い始めた。


結局俺はその袋の中身がよくわからないまま陽和達と合流した。