ねぇ、好きだよ。―幼馴染に片想い―


*

咲夜side


和希と久々のゲーセン。


さっき、ゲーセンに行くって言ったけど結局メンズ服のショップを見たりして最後に来たのがゲーセンだ。


二人でクレーンゲームをやっていると五十嵐からメールが届いた。


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To:五十嵐杏華
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件名:無題
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陽和はジュエリーショップに
あるピンクのストーンがつい
た指輪を気に入ってる。

お店に入って左に進んだとこ
ろに白い棚があるの。

その棚の真ん中辺りにあるは
ず、間違えないでね。


---END---

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そう、今日は陽和の誕生日。


だから陽和にプレゼントを買うために五十嵐に陽和の欲しいものを教えてほしいと頼んでいた。


まさか本当に教えてくれるなんてな。


五十嵐は陽和のことになると約束を守ってくれることがよくわかった。


和希にそのことを伝えようとすると、和希はやたら大きな袋を抱えていた。


なんだこれ…?


まぁ、後で聞けばいっか。
とにかく今は陽和に買うプレゼントの話だ。



「和希、今からちょっと陽和のプレゼント買いに行きたいんだけど「あの~、」」


和希と一緒に買いに行こうとすると、俺達と同じ年くらいの女2人に声をかけられた。


俺と和希が何か用かと聞くと


「あの、2人ともすっごいかっこいいなぁ~と思って…」


と、訳のわからないことを言ってきた。


「…はあ…?」


俺はポカーンとした様子で2人を見た。


なんだこれ……逆ナンってやつか…?