ねぇ、好きだよ。―幼馴染に片想い―




「うんッ!これにする!」


「了解、じゃあ会計してくるからちょっと待ってて。」


「あーい。」


私はそう言ってお店の外に出て杏華を待った。


杏華は会計を済ませてお店から出てくると2つの袋を持っていた。


あれ?杏華も自分の物買ったのかな?


「陽和、南くん達と合流する前にやっちゃおっか?」


そう言って杏華はさっき買ったばかりのシュシュを取り出した。


「うんッ!!!」


私達は場所を移動して杏華にヘアアレンジをしてもらった。



今回のヘアアレンジは全て杏華に任せた。


「はい、出来たよ。」


「わぁ~、なにこれ!!!

私じゃないみたい!!!杏華ホントにありがと!!!」


杏華にうっするとメイクをしてもらった私は本当に別人のようになっていた。


杏華天才!!!


私が鏡に見入っていると、杏華はさっきお店から出てきた時に持っていたもう1つの袋から小さな箱をとり出した。


「あ、杏華も何か買ったの?」


「ううん、陽和に買ったの。」


え…私に…?


「陽和、ハッピーバースデー。

誕生日おめでとう。これからもよろしくね。」


杏華が微笑みながら私に箱を手渡してきた。