ねぇ、好きだよ。―幼馴染に片想い―



「いいの!?ありがとう杏華!!!」


「いいから早く選んでー、今日は私が買ってあげるから。」


「杏華様~!!!!ありがとうございます!!!」


「はいはい、わかったから。早くしないと買ってあげないよー。」


私は慌てて選び始めた。

水色にピンク、紫色、黄色、沢山の色のシュシュがある中で真っ白なシュシュが私の目にとまった。


「わぁ…これ可愛い…。」


手にとって見ると半透明のレースが重なっていて所々に付いているシルバーのラメがキラキラと反射してすごく可愛い。


私がそのシュシュを見ていると、杏華も私の方へやってきた。


「そのシュシュ、陽和みたいね。」


穏やかに笑ってそう言った。


「……私?」


「そう、陽和って純粋でまっさらな心もってるじゃない?」


「……そう、かなぁ?」


「ほら、そうやって、狙ってその性格にしてる訳じゃないから自然と皆陽和に惹かれるのよ。」


杏華の言ってることがよくわかんない…。


「んーと……?ありがとう…?」


「ふふッ、なんで疑問形なのよ。

それより、それで決まり?」


あ、シュシュ持ったまんまだった。