「今時の男子小学生がもらって嬉しいものってなんだと思う?」
「男子小学生?ああ、尚くんと圭くん?」
学校について机にダランとしていた梓に話しかけると男子小学生について聞かれた。
たぶん小学二年生の梓の弟の尚くんと圭くんのことだと思う。
「そうそう。明後日誕生日なんだけど、尚人も圭人もなにが欲しいのか良く分かんなくて」
「戦隊モノとかは?」
「最近喧嘩が多くて危険。あたしもなんとかソードとかでよく殴られるのよ」
小学二年生だもんね。そうなるよね…
梓はどこか疲れた顔をしている。
「うーん……透くんにでも聞いてみたら?」
「透?期待できないじゃない」
「子どもっぽいから逆にいいんじゃない?」
「あー確かに」
梓と頷きあっているとヌッと人影が現れた。
「ちょっとお二人さん。俺ここにいるからね?聞こえてるよ」
なんて言いながら席につく透くんはご立腹な様子。
座りかたがいつもと違う。
なんとなく雑で力まかせな感じがする。
「男子小学生?ああ、尚くんと圭くん?」
学校について机にダランとしていた梓に話しかけると男子小学生について聞かれた。
たぶん小学二年生の梓の弟の尚くんと圭くんのことだと思う。
「そうそう。明後日誕生日なんだけど、尚人も圭人もなにが欲しいのか良く分かんなくて」
「戦隊モノとかは?」
「最近喧嘩が多くて危険。あたしもなんとかソードとかでよく殴られるのよ」
小学二年生だもんね。そうなるよね…
梓はどこか疲れた顔をしている。
「うーん……透くんにでも聞いてみたら?」
「透?期待できないじゃない」
「子どもっぽいから逆にいいんじゃない?」
「あー確かに」
梓と頷きあっているとヌッと人影が現れた。
「ちょっとお二人さん。俺ここにいるからね?聞こえてるよ」
なんて言いながら席につく透くんはご立腹な様子。
座りかたがいつもと違う。
なんとなく雑で力まかせな感じがする。

