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ごめんなさい。
君と歩く通学路をめんどうだなんて一度も思ったことがありません。
逆にいつも、すごく楽しかったです。
この時間を、この空間を自ら手放すのは苦しかったです。
君を手放すのと同じくらい辛く悲しいことでした。
君に教えた、たったひとつの本当のこと。
今が崩れてしまうから、これ以上のことは言うことができません。
だけどそれは確かにあった、本当のことです。
ウソではなくて、本当のことです。
君が校門でなにを言おうとしたのかは分からないけれど。
儚い希望を胸に抱きながら。
斜め後ろの席から、君を見つめています。
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