そこまで考えてハッとする。
もしかして、桃菜ちゃんはずっと優が好きだった……?
でも。
いつも応援してくれていたから、それはないよね…?
胸がモヤモヤとする。
「……やちゃん、沙耶ちゃん!」
「へ?」
桃菜ちゃんの声がして意識を戻す。
「クジ、次だよ!!」
「あ、ありがとう」
いーえ!、と言ってあたしの隣の席の桃菜ちゃんは反対側の子とおしゃべりを始める。
あたしはなにを考えてるんだろ……
こんなにいい子が好きだっていう感情だけで、こんなことをするわけがないじゃんか。
あたしの勘違いだよ。
回ってきたクジを引きながら悪い考えを頭の中から追い出す。
「……4番」
「沙耶ちゃん4番!?あたし3番だから前後だよ!!」
「……そうなんだ」
なんて返したらいいのか分からなくて思わず間があいてしまう。
4番は窓側の後ろから2番目の席。
授業中に空を眺められる。
いい席だなー……
もしかして、桃菜ちゃんはずっと優が好きだった……?
でも。
いつも応援してくれていたから、それはないよね…?
胸がモヤモヤとする。
「……やちゃん、沙耶ちゃん!」
「へ?」
桃菜ちゃんの声がして意識を戻す。
「クジ、次だよ!!」
「あ、ありがとう」
いーえ!、と言ってあたしの隣の席の桃菜ちゃんは反対側の子とおしゃべりを始める。
あたしはなにを考えてるんだろ……
こんなにいい子が好きだっていう感情だけで、こんなことをするわけがないじゃんか。
あたしの勘違いだよ。
回ってきたクジを引きながら悪い考えを頭の中から追い出す。
「……4番」
「沙耶ちゃん4番!?あたし3番だから前後だよ!!」
「……そうなんだ」
なんて返したらいいのか分からなくて思わず間があいてしまう。
4番は窓側の後ろから2番目の席。
授業中に空を眺められる。
いい席だなー……

