「北山くんもありがとうね」
「ねー遥希。ちょっと」
「おう。なんだよ透」
あたしから少し距離をとってコソコソと話しだすふたり。
重要な話でもあるのかな?
「沙耶、改めてハッピーバースデー!!」
「あ、ありがとう!」
「はい。プレゼント」
「え?……わっ!くま!!」
背後にいた梓のほうに向きかえると押し付けられたプレゼント。
モフモフのくまのぬいぐるみ。
可愛い……!!
あたしがくまのぬいぐるみが大好きだから。
「梓ぁ、ありがとっ!!」
くまのぬいぐるみに喜びが爆発して梓に抱きつく。
「大切にしなさいよ?」
「当たり前だよ〜」
「喜んでくれて良かった!」
ふたりで見つめ合いながら笑い合う。
梓は毎年いろんなプレゼントをくれる。
だいたいぬいぐるみだけど、いつもはあともうひとつ。
……優とあたしの写真が入った写真立て。
その一年間で梓がいちばんいいと思った写真が入っているの。
去年は水族館に行ったときので、一昨年は修学旅行のときの。
笑顔のツーショット。
「ねー遥希。ちょっと」
「おう。なんだよ透」
あたしから少し距離をとってコソコソと話しだすふたり。
重要な話でもあるのかな?
「沙耶、改めてハッピーバースデー!!」
「あ、ありがとう!」
「はい。プレゼント」
「え?……わっ!くま!!」
背後にいた梓のほうに向きかえると押し付けられたプレゼント。
モフモフのくまのぬいぐるみ。
可愛い……!!
あたしがくまのぬいぐるみが大好きだから。
「梓ぁ、ありがとっ!!」
くまのぬいぐるみに喜びが爆発して梓に抱きつく。
「大切にしなさいよ?」
「当たり前だよ〜」
「喜んでくれて良かった!」
ふたりで見つめ合いながら笑い合う。
梓は毎年いろんなプレゼントをくれる。
だいたいぬいぐるみだけど、いつもはあともうひとつ。
……優とあたしの写真が入った写真立て。
その一年間で梓がいちばんいいと思った写真が入っているの。
去年は水族館に行ったときので、一昨年は修学旅行のときの。
笑顔のツーショット。

