「そうやって笑ってろよ。お前は笑顔のほうが似合う」
「へ……?」
優が変顔をやめて前を向いて歩きながらいきなり言うから。
びっくりしすぎて目が点になる。
「なんだかな。入院中もさ、お前の笑顔見てたら元気になれたんだよ。笑顔になれる」
「……そうなの?」
「おう。だから、お前は笑え。な?」
「………うんっ」
優の言葉が嬉しくて、返事をする声が弾んでしまう。
性格的に優はあまりこういうことは言わないから、頬が緩んでしまうのが止められない。
「顔やベーぞ。崩壊してる」
「今はどうしようもないの!!」
「そ?まあ笑ってるならそれでいいけど」
そのあともいろんな話をして、あっという間に学校が姿を現わす。
優との楽しい時間ももうここまで。
「明日も一緒に行ってくれない?」
「学校か?いいぞ!お前といると楽しいからな!!」
……優、知ってる?
優のその一言一言が、あたしを嬉しくさせて。
幸せを感じさせてくれて。
あたしにとって優のすべてが宝物なんだよ。
「へ……?」
優が変顔をやめて前を向いて歩きながらいきなり言うから。
びっくりしすぎて目が点になる。
「なんだかな。入院中もさ、お前の笑顔見てたら元気になれたんだよ。笑顔になれる」
「……そうなの?」
「おう。だから、お前は笑え。な?」
「………うんっ」
優の言葉が嬉しくて、返事をする声が弾んでしまう。
性格的に優はあまりこういうことは言わないから、頬が緩んでしまうのが止められない。
「顔やベーぞ。崩壊してる」
「今はどうしようもないの!!」
「そ?まあ笑ってるならそれでいいけど」
そのあともいろんな話をして、あっという間に学校が姿を現わす。
優との楽しい時間ももうここまで。
「明日も一緒に行ってくれない?」
「学校か?いいぞ!お前といると楽しいからな!!」
……優、知ってる?
優のその一言一言が、あたしを嬉しくさせて。
幸せを感じさせてくれて。
あたしにとって優のすべてが宝物なんだよ。

