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こんな大きなウソをつくことになるとは思ってもいませんでした。
小さなウソをたくさん重ねていくのだろう、そう思ってました。
でもこのウソも、今までのウソも。
重みは違えど君にとってはすべてが本当だから。
あの子を幸せにしてあげてください。
大切にしてあげてください。
……ちょっとだけ欲張りを言うと、たとえあの子と恋人という関係になったとしても、仲良くして欲しいです。
“彼女”という存在ができた君にとって“あたし”という存在は邪魔であるかもしれません。
だけどひとつだけ望みが叶うのならば。
君の笑顔が見たいです。
そんなにめんどうなことは言いません。
ただ、笑顔を見せてくれるだけでいいのです。
君に、たくさんの幸あれ。
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