「ゆーう。おっはよー!」
「おはよう」
ノックもせずに元気よく病室に入っていった透くんに続く。
南に面しているこの病室は今はあまり太陽の光が差し込んでいなくてなんだか新鮮。
「はよ。てかノックくらいしろよ」
「忘れてた!ごめんごめん!!」
「ぜってー悪いと思ってないだろお前」
「あははっバレた?」
笑顔で謝る透くんに優はあきれ顔。
透くんって憎めないタイプだしね。
「優、ひまだった?」
「かなりな。昨日も何人か見舞いに来てくれたけど」
「そんな優にプレゼントがありまーす!!」
「早くよこせ」
透くんの口から出たプレゼントという単語にすかさず食いつく優。
ごめんね、優。嬉しいものじゃないよ。
あたしはリュックをおろしてなかからクリアファイルを取り出す。
かなりの厚さにあたしも嫌になってくる。
「はい。石ちゃんから愛のこもったプレゼント」
「……受け取らないって選択肢は?」
「あるわけないでしょ?」
優は顔を引きつらせながらもしぶしぶプレゼント…大量の英語のプリントを受けとった。
「おはよう」
ノックもせずに元気よく病室に入っていった透くんに続く。
南に面しているこの病室は今はあまり太陽の光が差し込んでいなくてなんだか新鮮。
「はよ。てかノックくらいしろよ」
「忘れてた!ごめんごめん!!」
「ぜってー悪いと思ってないだろお前」
「あははっバレた?」
笑顔で謝る透くんに優はあきれ顔。
透くんって憎めないタイプだしね。
「優、ひまだった?」
「かなりな。昨日も何人か見舞いに来てくれたけど」
「そんな優にプレゼントがありまーす!!」
「早くよこせ」
透くんの口から出たプレゼントという単語にすかさず食いつく優。
ごめんね、優。嬉しいものじゃないよ。
あたしはリュックをおろしてなかからクリアファイルを取り出す。
かなりの厚さにあたしも嫌になってくる。
「はい。石ちゃんから愛のこもったプレゼント」
「……受け取らないって選択肢は?」
「あるわけないでしょ?」
優は顔を引きつらせながらもしぶしぶプレゼント…大量の英語のプリントを受けとった。

