「透のことをどう思うか、なんかどうだ?おもしろい答えを期待してる」
「透くんは……えっと、いじられるべき存在だと思うよ」
透くん。ごめん。
でも本当のことだからね?
「いじられるべき存在かー。アイツってホントいじりがいあるよな。いじられるためだけに生まれてきたんじゃね?」
「あははっそれあり得るかも」
「だろ?」
「じゃあ透くんって動物に例えるとなんだと思う?」
透くんネタで盛り上がる。
“楽しい”
今思うのはただそれだけ。
「動物に例えると…犬?っぽくね?」
その言葉に今日のことを思い出して笑ってしまう。
「あたしもそう思う!やっぱり犬っぽいよね……ぷっ」
「お前笑いすぎだろー」
「だって似合いすぎてて…」
「透カワイソー」
優、棒読みだよ。
心がこもってないよ。
「そっちこそ透くんのことすごいバカにしてるよね」
「これは愛情表現だから許される」
「……気持ち悪いよ」
「これはネタだ。ネタ!!」
…なんだ。十分だよ。
逆に十分過ぎるくらい。
こんなに楽しく話せて。
友達、頑張れるかもしれない。
…うん。頑張れるよ。
「透くんは……えっと、いじられるべき存在だと思うよ」
透くん。ごめん。
でも本当のことだからね?
「いじられるべき存在かー。アイツってホントいじりがいあるよな。いじられるためだけに生まれてきたんじゃね?」
「あははっそれあり得るかも」
「だろ?」
「じゃあ透くんって動物に例えるとなんだと思う?」
透くんネタで盛り上がる。
“楽しい”
今思うのはただそれだけ。
「動物に例えると…犬?っぽくね?」
その言葉に今日のことを思い出して笑ってしまう。
「あたしもそう思う!やっぱり犬っぽいよね……ぷっ」
「お前笑いすぎだろー」
「だって似合いすぎてて…」
「透カワイソー」
優、棒読みだよ。
心がこもってないよ。
「そっちこそ透くんのことすごいバカにしてるよね」
「これは愛情表現だから許される」
「……気持ち悪いよ」
「これはネタだ。ネタ!!」
…なんだ。十分だよ。
逆に十分過ぎるくらい。
こんなに楽しく話せて。
友達、頑張れるかもしれない。
…うん。頑張れるよ。

