普段は静かなほうであまり叫んだりしないあたしだけに、透くんは目を見張っている。
「ねぇ透」
「…なに……?」
「沙耶のこと、支えてあげようよ」
「………でも」
「今いちばん辛いのは沙耶だよ。沙耶が決めたことなら受け入れてあげよう。たとえそれが悪いことにつながったとしても」
チラッとこっちを見て笑ってくる梓。
「それに沙耶ってあり得ないほど頑固だし」
最後の言葉は聞かなかったことにするけど……
…梓……ありがとう。
こんなにいい親友に出会えて、本当に良かったよ。
「透?言いたいこと分かるよね?」
「うん……分かった…」
「ありがとう。梓、透くん」
透くんはまだどこか納得できていないような、不安そうな顔をしている。
きっと。きっと大丈夫だから。
本当のことを言うと不安はちょっぴりあるけれど。
でも、ずっと一緒に過ごしてきたあたしたち。
どんな困難にぶち当たろうとも。
どんなに逃げ出したい状況に陥ろうとも。
笑いあえる日がくるから。
絶対に、大丈夫。
「ねぇ透」
「…なに……?」
「沙耶のこと、支えてあげようよ」
「………でも」
「今いちばん辛いのは沙耶だよ。沙耶が決めたことなら受け入れてあげよう。たとえそれが悪いことにつながったとしても」
チラッとこっちを見て笑ってくる梓。
「それに沙耶ってあり得ないほど頑固だし」
最後の言葉は聞かなかったことにするけど……
…梓……ありがとう。
こんなにいい親友に出会えて、本当に良かったよ。
「透?言いたいこと分かるよね?」
「うん……分かった…」
「ありがとう。梓、透くん」
透くんはまだどこか納得できていないような、不安そうな顔をしている。
きっと。きっと大丈夫だから。
本当のことを言うと不安はちょっぴりあるけれど。
でも、ずっと一緒に過ごしてきたあたしたち。
どんな困難にぶち当たろうとも。
どんなに逃げ出したい状況に陥ろうとも。
笑いあえる日がくるから。
絶対に、大丈夫。

