〈それは今のお主じゃよ〉
「じ、ジジイ!?」
どこからかジジイの声が聞こえた。
けどどこを見てもジジイの姿は見当たらない。
〈わしは杖の外にいるからのう。天からの声だと思ってくれて構わんぞ〉
「あ、あぁ…」
なんなんだ、ここは。
よく分からねー……
〈問題、出してもよいのか?〉
「ふぅ……オッケー」
〈では問題じゃ。その覆っている手が誰の手か当ててみなされ〉
「は!?知らねーよ、だれだよ」
〈もうあと戻りはできんぞ〉
天の声、いやジジイの声がそう告げる。
「……ヒントねーのか?」
まずこの手が俺の知ってるやつの手なのかよ?
手だけ見ただけで分かるやつとかおかしいだろ。
〈言ったじゃろ。それは今のお主じゃと〉
「……天の声で頭から抜けてたわ」
〈はぁ……あともうひとつ。お主の手はてのひらを向けているほうだ〉
ということは、この、俺の手を覆ってる手を答えればいいのか?
……この問題激ムズじゃねーかよ。
「じ、ジジイ!?」
どこからかジジイの声が聞こえた。
けどどこを見てもジジイの姿は見当たらない。
〈わしは杖の外にいるからのう。天からの声だと思ってくれて構わんぞ〉
「あ、あぁ…」
なんなんだ、ここは。
よく分からねー……
〈問題、出してもよいのか?〉
「ふぅ……オッケー」
〈では問題じゃ。その覆っている手が誰の手か当ててみなされ〉
「は!?知らねーよ、だれだよ」
〈もうあと戻りはできんぞ〉
天の声、いやジジイの声がそう告げる。
「……ヒントねーのか?」
まずこの手が俺の知ってるやつの手なのかよ?
手だけ見ただけで分かるやつとかおかしいだろ。
〈言ったじゃろ。それは今のお主じゃと〉
「……天の声で頭から抜けてたわ」
〈はぁ……あともうひとつ。お主の手はてのひらを向けているほうだ〉
ということは、この、俺の手を覆ってる手を答えればいいのか?
……この問題激ムズじゃねーかよ。

