「…今年は家族と過ごすよ」
「そうね。優は、まあアイツがいるだろうし」
「うん……」
梓のいう“アイツ”は桃菜ちゃんのこと。
やっぱりクリスマスはカップルで過ごすよね……
「さーてと、買い物でも行きますか!」
「も、もう食べ終わったの!?」
「こんなのチョロいもんよ」
チョロいって……
あたしまだ半分も残ってるよ…?
「相変わらず遅いわね」
「梓が早すぎるんだよ」
「そんなことはどうでもいいのよ。早く食べなさい」
店員さんにお冷のおかわりを頼む梓。
食べるの早すぎるってば……
しかもこんなに冷たいものを…
今冬だよ?寒いんだよ?
一気に食べたらお腹壊しちゃう。
恨むように梓を見る。
「…早く食べないと置いてくわよ?ついでに沙耶のおごりで」
「ご、ごめんごめん。食べるから待って…?」
「分かってる。ほら早く」
急かされて一気にパフェを詰めこむ。
うっ……
頭が…頭がキーンってなった。
それでもへこたれずにさっきまでとは比べものにならないほどの早さで食べたあたしは、そのあとの買い物で梓に連れまわされ。
楽しいけどとっても疲れた放課後になった。
「そうね。優は、まあアイツがいるだろうし」
「うん……」
梓のいう“アイツ”は桃菜ちゃんのこと。
やっぱりクリスマスはカップルで過ごすよね……
「さーてと、買い物でも行きますか!」
「も、もう食べ終わったの!?」
「こんなのチョロいもんよ」
チョロいって……
あたしまだ半分も残ってるよ…?
「相変わらず遅いわね」
「梓が早すぎるんだよ」
「そんなことはどうでもいいのよ。早く食べなさい」
店員さんにお冷のおかわりを頼む梓。
食べるの早すぎるってば……
しかもこんなに冷たいものを…
今冬だよ?寒いんだよ?
一気に食べたらお腹壊しちゃう。
恨むように梓を見る。
「…早く食べないと置いてくわよ?ついでに沙耶のおごりで」
「ご、ごめんごめん。食べるから待って…?」
「分かってる。ほら早く」
急かされて一気にパフェを詰めこむ。
うっ……
頭が…頭がキーンってなった。
それでもへこたれずにさっきまでとは比べものにならないほどの早さで食べたあたしは、そのあとの買い物で梓に連れまわされ。
楽しいけどとっても疲れた放課後になった。

