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君はあの日のことを知りたいですか?
あの日、君はクッキーを食べて美味しいと満面の笑みで言ってくれました。
そして号泣したあたしを、オロオロしながらも優しく包んでくれました。
“今すぐ君があたしを思い出してくれればいいのに”
あたしの胸はその思いでいっぱいです。
もし、もしも、君が思い出してくれることがあったなら。
もう一度、君にクッキーを渡します。
特別なクッキーを渡します。
“そうだよ”と本当のことを教えたら、君はどんな反応をしますか?
嬉しいですか?悲しいですか?
あたしには、分かりません。
きっとだれにも分かりません。
君もあの子も分かるはず、ないんです。
あたしの望む未来で君が喜んでくれるよう。
今からたくさん練習します。
君にまた、美味しいと言ってもらえるように。
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