「梓、これ!」
「なに?お誕生日おめでとう?……これってあのふたりに?」
「うん!そう」
「ありがとね。尚人も圭人も喜ぶわ」
次の日朝イチで梓にクッキーを渡した。
嬉しそうな梓を見て昨日の疲れもとれてしまう。
「梓はなにあげるの?」
「最近ロボットにハマってるみたいだから昨日買ってきたわよ。ロボロン」
ロボロンは最近話題になっているアニメ。
実はあたしも何度か見ていたりする。
「優しいお姉ちゃんだね」
「年の離れた弟は可愛く見えるものよ」
照れながらもクールに返す梓は、なんだろう。ものすごく可愛い。
尚くんも圭くんも、こんなにいいお姉ちゃんを持てて幸せだろうなぁ。
「ねーねー!!それなに!?」
梓の持っているクッキーを見るなり、勢いよく飛びついてきた透くん。
「クッキーだよ。みんなにはお昼休みにあげるからね」
「ほんと!?ヤッター!」
「透うっせーよ。で、本木。もちろん俺にもくれるんだよな?」
「うん。あげるよ」
前の席に桃菜ちゃんがいないことを確認して優に答える。
「なに?お誕生日おめでとう?……これってあのふたりに?」
「うん!そう」
「ありがとね。尚人も圭人も喜ぶわ」
次の日朝イチで梓にクッキーを渡した。
嬉しそうな梓を見て昨日の疲れもとれてしまう。
「梓はなにあげるの?」
「最近ロボットにハマってるみたいだから昨日買ってきたわよ。ロボロン」
ロボロンは最近話題になっているアニメ。
実はあたしも何度か見ていたりする。
「優しいお姉ちゃんだね」
「年の離れた弟は可愛く見えるものよ」
照れながらもクールに返す梓は、なんだろう。ものすごく可愛い。
尚くんも圭くんも、こんなにいいお姉ちゃんを持てて幸せだろうなぁ。
「ねーねー!!それなに!?」
梓の持っているクッキーを見るなり、勢いよく飛びついてきた透くん。
「クッキーだよ。みんなにはお昼休みにあげるからね」
「ほんと!?ヤッター!」
「透うっせーよ。で、本木。もちろん俺にもくれるんだよな?」
「うん。あげるよ」
前の席に桃菜ちゃんがいないことを確認して優に答える。

