話したいこと?

なんか妙に慎重な口ぶりだったし。

もしかして…告白?!


いやいや、あの賢斗が自分から告白なんてする訳ないじゃない。

だいたい賢斗は超美女好きだし!

「行ってきます!」

制服のリボンを結ばずに家を飛び出した。

「おせぇ。行くぞ。」

「うん。ねえ、昨日のことみんなに言うんだよね?一緒にいてもばらばらに飛ばされることと、回収のこと。」