「そーだな。んで結果が出たら言おう。」

「うん。」

私たちはそれから話すことなく学校に向かった。

教室に入って10分くらいしたころ、またあのテレビがパッっと明るくなった。

今度はなんなのよ。
「くそっ!ドアが開かねえ!」
谷君が必死に外に出ようと思っても開かないみたいだ。

そして謎の女性が話し始めた。

「あなた達がバカな考えをしているから教えてあげます。この学校を卒業するまで確かに続きます。でも卒業式の夜の日に最後の1人にならなかったら、その時点で全員を消去します。」

そう言ってテレビは消え、ドアも開いたのだ。