クラスゲーム

「私だよ私!たまたま並べたら…。ってまあ勘ってことか。」


「普通に考えて私がわかると思う?」


そう言って、もう開き直って自分の頭を指でつつく。


「っふ。まあそうだな。それよりここをさっさと探そう。こうしてる間にもあいつたちは移動してるんだ。」


「うん。」と返事してたかしとは反対側から調べ始めた。


それから机の中と棚を黙々と調べる。


友達と昼間探したらおしゃべりしながらで楽しいだろうにな。


大きい声で喋ることもできないし真っ暗だし時間が経つのが遅く感じられる。


「ないか。そっちはどうだ?」


たかしが携帯の光をこちらに向ける。


「ちょっ!眩しいってば!ないよ。」


はぁ…とひと息ため息をついて外に出る。


「賢斗と心愛のとこに行こうか。違う場所調べてるはずだから。」


そう言うとたかしも少し頷いて陰に隠れながら廊下の様子を伺って少しずつ歩を進めた。


「賢斗、終わった?」


中に入ると2人の人影が見えた。


「ちょっ誰?!」


すぐにそっちの方に光を向けるとそこにいたのはこの部屋を調べている賢斗と違う部屋を調べていた心愛だった。


「光向けないでってぇ。」


「あんたあの部屋もう調べ終わったの?!」


そう言うと賢斗にくっつきながら髪の毛を人差し指でくるくるして頷く。