「私。人を殺したくなんてない。でも、殺されるのも嫌だよ…。怖い。愛理?一緒に行動しない?今日だけでもいいから!」

必死になって手をあわせる鈴加は普段とはまるで反対の性格になっていた。

こういう時って人は本性をあらわすんだよね。

それに見つからなかったのか、飛ばされてから一歩も動いてないのか、武器を持ってなかった。