クラスゲーム

喧嘩っ早いのに端正な顔立ちで寝ていると凶暴さも感じないからなんか…



かわいい。そう思ってふふっと笑った。


「なに寝顔見て笑ってんだよ、そんな趣味あったのか?」


ニヤニヤしながらこっちを見る賢斗。

うそ?!起きてたの!

「なんか…賢斗ってモテるじゃん?イケメンだし強いし。なんで私なのかなって。」


それはずっと考えてたことだ。


「愛理かわいいじゃん?それに愛理の全てが好きになっちまったんだよ、いつの間にか。」


「か、かわいくないでしょ!からかわないで。」

そう言って真っ赤になる顔を両手で押さえる。

「でも結構噂してるぜ?愛理ってかわいいよなーってさ。だからまさか俺も付き合ってもらえるとは思ってなかった。」


もー…そんなこと言って…そんなわけないじゃん。


私なんて全部が中の中。それ以下だよ。

でもそう思ってもらえてたと思うだけで笑顔がとまらない。

「にやけてんなよ…。」

そう言って賢斗も笑った。