クラスゲーム

そう言って保健室から出た。

「まだ本調子じゃないだろ?顔色悪いぞ。」


そう言って愛理のカバンに手を伸ばす。


「い、いいよ、大丈夫!私が持つから。」

そう言ってさっとカバンをとるけどその瞬間フラついて倒れそうになる。


「っと、あぶねー。我慢してんじゃねーよ。俺が持つからよ。」


カバンを持ってないもう片方の手で華奢な愛理を支える。

「ごめん、ありがと…。」

そう言うと歩き出した。

クラスゲームが始まる前までは自分の気持ちを隠したくて愛理に余計なことばっかいって怒らせて、言い合うのが楽しみだった。


まさか付き合ってくれるとも思わなかったし、

俺も愛理もクラスゲームが始まってから人に対して優しくなったと思う。


そんなことを思いながら愛理の後についていった。