クラスゲーム

いつになく真剣な賢斗にあらんが殴りかかろうとする。

「やめて!」

体が勝手に動いて2人の間に入る。


ゴンッ!!

頭に大きな衝撃が走る。

そのあとは全然覚えてなくて、目を覚ましたのは放課後の保健室だった。


「大丈夫か?ごめんな、俺らのせいで。」

「ううん…。」

そこから約1分、そう思ってただけで本当はもっと短かったのかもしれない。

沈黙が続いた。




「俺、もうケンカやめる。お前を守る。」

そこまで言って大きな深呼吸をした。





「だから俺と、付き合ってほしい。」


こんな堂々と素直になる賢斗初めて見た…。

でも私には迷うなんてことは微塵もなかった。