クラスゲーム

そう言うと同時にふわっと軽く抱きしめられた。

「好きだ…。だから守る。」


抱きしめられているから賢斗の顔は見えないけど、ぎゅっと抱きしめる力が真剣だと教えてくれた。


まだ…今は答えは出せないけど。


「ありがとう、賢斗…。」


なんでかわからないけど、私の目にはいつの間にか涙が溢れていた。


「クラスゲームが始まったら、スマホで連絡とるぞ。」

そっと私の身体を離し、真面目な顔でそう言う。