【賢斗side】

「カチャ」

やっと開いた。

「なんで休んだ…おおっ?!」

玄関のドアが開いたと思ったら愛理が倒れてきた。

「おい、しっかりしろ!」

愛理はぐったりしたまま動かない。


おでこに手を当てると熱くて熱があるのだとすぐに理解した。



「ふぅ…。」

とりあえずベッドに愛理を運んで、冷えピタをはる。

それから俺もベッドに寄り添って寝た。