ねぇ、唯夏。 梨乃が言ったように、唯夏は私の事好きになってくれてた? 「……お姉ちゃんとよりを戻してほしかった。 唯夏とお姉ちゃんを会わせる為に私は唯夏と付き合った」 「……は?」 「この間、唯夏と一緒に街へ出かけた日、2人を会わせるつもりだった」 お姉ちゃんに用事ができて、間に合わなかったんだけど。 唯夏は怒りで震えていた。