Blue Moon

いつもの部屋に入ると真白さんと夜さんと秋さんがいた


「遅い、時雨。」

秋さんが黒崎さんを睨む

「ごめんごめん。
着替えに手間取ったんや」


「はぁー...もういいよ早く食べろよ」


そう言ってご飯を口に運ぶ秋さん


いつもと違う秋さんは新鮮だな...


黒崎さんの隣に私も座る


「ねぇねぇ、見て月海ちゃん!
気合い入れて新しい着物着てみたのっ」

真白さんは立ち上がると私の前でくるりと回る


「とっても可愛いです!
すっごく似合ってます!」

白の着物は真白さんにぴったりだった


「良かった、月海ちゃんに気に入って貰えて!」


真白さんの明るさにつられて私も笑顔になる


朝ごはんを食べていよいよ車に乗る