部屋の近くまで来るとうろうろしている月海ちゃんをみつけた


「黒崎さん!」

俺を見てけた月海ちゃんは嬉しそうに駆け寄ってくる

可愛すぎるやろ、ほんまに。

「風呂上がりか?」

「はい。お風呂ありがとうございました!」

「それはそうと...」
俺は月海ちゃんの首にかけてあったタオルで綺麗な黒髪をわしゃわしゃと拭く。

「風邪ひくで、ちゃんと拭かんと。」

恥ずかしいのか俯いてる月海ちゃん。

なんやねん、この可愛ええ生き物は。

抱きしめたい衝動を抑えてドライヤーで乾かさてあげることにした。