それから飯を食べ終わった月海ちゃんは風呂へいった。

秋が案内してくれたようや。

俺も自分の部屋で残ってる仕事を片付けるために部屋へ向かう。

前から修斗が歩いてくるのがみえた

「時雨。」

相変わらず無表情な修斗が鋭い目で俺をみる

「なんや。」

「…何処の誰かもしらない奴を勝手にここに住まわせていいのか?」

月海ちゃんを邪魔者にする言い方に俺は腹がたった

「何が言いたいんや。」

「黒崎組を狙ってる女かも知れないぞってことだよ」

「あの子は他の女とは違う、俺が見極めてんから確かや。」


「そうだとしても俺はあんな奴認めねぇからな」

そう投げやりに俺に言うと長い廊下を歩いていった。