電話を切ったのと同時に家につく。

「ここが俺んち。」

月海ちゃんは元々おおきな目をこれでもかってぐらい見開いて驚く。

なんやめっさかわええんやけど。

「そういえば、言ってへんかったけど俺、一応黒崎組若頭やねん」


驚いた表情で俺を見る月海ちゃん。

「ほな、入ろか」