Blue Moon

「話はついたんか?」


戻ってきた尚さんに黒崎さんは問いかける


「ああ。
俺...しばらくは如月組に戻るよ。

あいつのことも心配だし...

でも、落ち着いたら戻ってくる」




そう言って顔を上げた尚さんは何か、吹っ切れた顔をしていた



「わかった。

でも、必ず戻ってこい。

ええな?」



「ああ。」



それだけ言うと尚さんは恭雅を肩で支える