「...そんな顔すんじゃねぇよ。
俺のもとを離れるくらいなら.....いっそ、俺がこの手で...!」


そう言って恭雅は私の首を絞める


「く...るし...っ」


私。

ここで死ぬのかな...


まだ、黒崎さんに何も伝えて無いのに.....



せめて、もう一回...顔だけでも見たかったな...



私は抵抗して動かしていた体を止めて諦めた時だった



「月海!!!!」


恭雅は私の首から手を離した


「ゲホッ.....ウッ.....」


絞められた首を抑えて空気をめいいっぱい吸う


扉の方を見ると黒崎さんの他に秋さんや修斗さんそれに瑞希くんや尚さんまでも居る