「それに、悪いけど、矢宮さんと修司くんじゃ釣り合わない」 ......なんか、私のことを悪く言う方に話が流れていってる なんで、あなたたちに不釣り合いとか言われなくちゃならないの とは思ったけど、到底そんなことは言えない。 あのグループに目をつけられたくない それが私の率直な気持ちだった。 私は試合が終わり、体育館に戻る最中に修司から借りたジャージを脱いだ。 そのジャージを腕の中で包み込む。 ジャージからは修司のいい匂いがした。