「困ってるみたいだったから、一役買おうかなって」 カイは、口笛を吹きながら、ススキの中を歩いていく。 そのあとを追いかける。 「俺は、もうハルのこと守れねーからさ」 言いながら、私に向かってボールを投げる。 ボールは緩やかなカーブを描いて私の手に収まる。