いつも隣に君がいた












その姿に、一瞬、昔のカイが重なって見えた。











あの時、河原でボールを探した時に、見ることのできなかったカイの姿を見ているようだった。











「よかった」











満足げにほほ笑むカイに駆け寄る。











「どうして、私に会いに来たの?」