いつも隣に君がいた












私もそのあとを追いかける。











ススキは思ったより、たくさん生えていて、意外とボールを見つけるのに時間がかかった。











「あった!」











少し遠くでカイの声がして、振り向くと、











頭上にボールを掲げてカイが立っていた。