いつも隣に君がいた











カイはページをめくりながら、楽しそうにそれぞれの写真を眺めている。










ページをめくるたびに現れる写真は、どれも見たことがないものなのに、無くした記憶を取り戻しているかのように、どこか懐かしさを感じるものばかりだった。










「いいね、この写真」










一枚の写真をジーっと見ながら、カイが可笑しそうに笑う。










どれ?と覗き込むと、私が泣いている写真だった。