「…え」 カイの言葉に、日記から意識を離して、改めて自分の体勢を確認する。 日記に伸ばしていないほうの手はカイの肩を掴んで、もうほとんどハグでもするかのような体勢でカイに覆いかぶさり、ぴったりと体を寄せている。 「だいたーん」 「きゃー」ってわざとらしく声を上げて、からかう。 「ちが――」