いつも隣に君がいた











カイは私の問いには答えることなく、黙って走っていく。










私も訳が分からず、引っ張られるがままついていく。










カイがいるものの、走っているうちに不安が募ってきて、落ち着きなく周囲を確かめる。










だけど、さっきまで見えていた周囲の景色はもう見えない。