気づいてよ 聞いてほしい言葉は届かなくて、『バカ』なんていう聞いてほしくもない言葉は簡単に届く。 ああ、うまくいかない..... しかも、最後には修司に八つ当たり...... バカは私だ そっと顔を上げると修司はもう前を向いていた。 目の前には大きな背中。 その背中に向かって、ごめんと呟く。 その言葉もやっぱり修司には届かなかった。