いつも隣に君がいた










注目の的にならなかったとはいえ、相変わらず足取りは重い。









8時まではあと少しだっていうのに、全く急ぐ気になれない。










ゆっくりとした動作で、上履きに履き替えて、教室に向かう。










階段を一段ずつ上るときも、今日はなんだか足が重いような気がした。