「昼間、泣きそうだったから」









「あー...」









そうだった









カイと居る時間はつい楽しくていろんなことを忘れちゃうけど、本当は楽しいことばかりじゃなかった。









...今頃は修司と古橋さんで一緒にサッカーの練習してるのかなあ










頭の中に二人が笑いあってる様子が浮かぶ。










やっぱり胸は痛む。










でも、不思議と昼間ほどは悲しくないんだ。









「もう大丈夫」